引用
今日も有り難うございました。震災後は「絆」「つながり」という言葉がよく聞かれるようになりましたが、集まろう、って言葉でもいい気がします。関係を永続的に固定することを前提にせず、そこにいる誰かに、あるいは何かに、それぞれに期待して人が集まってくる場所、互いに思いがけない出会いの中で何かを得る場所が、いつも開かれていること。私にとってはキラ☆キラもそういう場の一つです。今までずっと、本当の喜びや豊かさってなんだろうと考えてきました。やっぱりそれは誰かが誰かに「生きているのは楽しい」と言うことに尽きると思います。いろいろあったって、やっぱり生を肯定しよう。バカバカしい話に笑うのも、誰かの悲しみに寄り添うのも、納得いかないことに怒ることも全部、生きることを肯定するからこそ生まれる共感だし、よりよく生きようとする意志から生まれる力なんだと思う。それは場合によっては、今あるビジネスモデルでは、商売にならないものかもしれない。だけど、誰かの商売よりももっと大事なことが、人が集まる場所にはある。私たちの誰にも値段は付けられない。だから、誰かにとっての居場所にこっそり値札をつけて売ることなんかできないんだ。放送は、商品じゃない。聴く人がいて、喋る人がいる、会話の場なんだ。それはその人たちにとっては現実のかけらで、生きていることの手触りで、誰かの気配そのものなんだ。人が生きる場所なんだ。これが去年、私が考えたことです。この先も、そういう場で喋ったり書いたりしていくと思います。3月末までは、精一杯キラ☆キラで喋りますので、どうぞよろしくお願い致します。